マレーシア留学の通学手段
マレーシアは車社会ですが、クアラルンプール市街地では電車やバスなどの公共交通機関も利用できます。クアラルンプール郊外の鉄道が発達していない都市に住むと、車がないと生活が不便になるのでしょう。
マレーシア留学(3大都市のみ)の通学手段は、大きく分けて4つあります。
自家用車で送迎
日本の教育移住者に限らず、マレーシアの学校への通学は、実家用車するのが一般的だ。保護者が学校に送迎するのが、最も時間効率がよく、安全な方法です。
自分の車で送迎すれば、好きな時間に帰れるし、子どもがまだ眠くても、車に乗せて学校まで送り、歩いてから仕事や買い物に行けるので、時間のロスがないのです。
その代わり、朝と夕方の2回の送迎ルーティンは保護者に負担があります。ですから、学校は近ければ近いほどおすすめです。
スクールバス
保護者からの送迎ができない場合は、スクールバスを利用することができます。ただし、すべてのインターナショナルスクールがスクールバスを用意しているわけではありません。マレーシアの子どもたちの中には、民間のバス会社が運営する乗り合いスクールバスを1ヶ月間利用する契約をしている子もいますが、安全性を考える留学生がそのようなバスを利用しているという話はあまり聞きません。
スクールバスがある学校では、スクールバスが停まる場所を決めておくとよいでしょう。自分のマンションから他に乗り降りする生徒がいない場合、スクールバスが停まる隣のマンションまで歩いていくことになります。
スクールバスは、いくつかの停留所で生徒をピックアップし、学校が始まる前に学校に到着しなければならないため、多くの生徒を非常に早くピックアップしています。
クアラルンプールでは、朝7時を過ぎると日が昇って外が明るくなりますが、スクールバスに最初に乗り込んだ生徒たちは、まだ外が暗いうちに出発することがあります。
場所によっては、スクールバスに乗ってから学校まで1時間かかるところもあり、往復2時間のバス移動は子どもにとって負担になるでしょう。
専属ドライバーを雇う
その2択ができない場合、月額でまとめて、子供を送迎してくれる専属ドライバーを雇うという方法もあります。しかし、子どもを安心して任せられるドライバーを探すのは大変ですし、学校が遠いと月に10万円ほどにもなることもあります。
高い個人ドライバーを雇うより、学校の近くに住んだ方がいい。
駅近の学校に入学して電車で通学、沿線に住む
クアラルンプール市街地(クランバレー)での日常生活には、主にLRT、MRT、モノレールの3つの鉄道路線が利用できます。
ほとんどの電車が朝6時から夜11時過ぎまで運行しており、マレーシアの地元の人たちの通勤・通学手段として親しまれています。
KLの主要な電車
1. LRT (Light Rail Transit):都市型の地上を走る電車
2. MRT (Mass Rapid Transit):地下鉄
3. KLモノレール
この3つの路線は主に都市部を走っており、構内乗り換えや地上乗り換えを利用すれば、電車だけでほとんどの目的地に移動することが可能です。
また、電車通学が可能な中学生も増えており、電車で通学の選択肢も考えられます。
沿線での住宅購入を検討する場合、候補地はたくさんあります。MRTはKLセントラルとブキッ・ビンタンという都心の主要駅を通っているので、クアラルンプールの繁華街に住みながら、電車での生活を楽しむことも可能です。