マレーシア在住者のカバンの中身をチェック!
2025/06/29
日本と異なる常夏の気候、文化や生活習慣――マレーシアでの生活には、はじめは戸惑うことも多くあります。特に、これから留学を検討されている方やそのご家族にとっては、「実際の生活がどんなものか」が見えづらく、不安に感じられることもあるかもしれません。
そこで本記事では、マレーシアに住む日本人が日頃からお出かけの際に持ち歩いているアイテムをご紹介します。
「現地ではどんなものを必要としているのか?」
「どのような場面で役立つのか?」
そんな視点からよりリアルなマレーシアでの暮らしをイメージして頂ければ嬉しいです。
1. 現地生活を支える“7つの必需品”
一般的な持ち物に加えて、マレーシアならではの環境や慣習の中で「あると安心」「ないと困る」7つの必需品をご紹介します。
① タッチアンドゴー(TnG)
マレーシア版Suicaとも言える「TnG」は、電車・バス・コンビニ・高速道路など多用途で活用されています。Watsons(ドラッグストア)でも簡単にカードを発行&トップアップ(チャージ)が可能ですが、オススメはスマートフォンのアプリと連動できるタイプ。急な残高不足にもすぐ対応できます。
②ウェットティッシュ / 消毒ジェル

日本でも習慣になっている方は多いと思いますが、マレーシアでも場所によってはまだまだ衛生面で不安が残る場所もあるので必須です。また外食先では席の清掃が行き届いてないことも。軽く拭き取る際にも重宝します。
③水で流せるティッシュ
マレーシアではホースで洗浄する文化があることから、トイレットペーパーがないことも少なくありません。また水圧が弱い場所も少なくありません。そのため個別で水で流せるティッシュを用意しておくと安心です。
④カーディガン
屋外では30℃前後の日中も、モールやレストランでは冷房が強めというのがマレーシアの特徴。寒暖差への備えとして、薄手のカーディガンは持ち歩くと便利です。
⑤折り畳み傘
強い日差しや突然のスコール(にわか雨)に備えて、折り畳み傘はあると安心です。近年では、直射日光を避ける目的として日傘をさす現地の方の姿も見かけるようになってきています。
⑥お水
暑さによる脱水を防ぐため、お水を持ち歩くと安心です。
またホーカーやフードコートなどの飲食店では、持参した水を飲むことが許容されていることもあります。
⑦エコバッグ
マレーシアは日本よりエコバッグ文化が進んでいます。
基本ビニール袋は有料です。場所によっては、ビニール袋ではなく店舗オリジナルのエコバッグ(価格がやや高め)の購入を求められることもあります。エコバッグを常に携帯しておくと、節約にもなります。
最後に、バッグの選び方についても一言アドバイス。
マレーシアではスリなどの軽犯罪への備えとして、
・ジッパー付きでしっかり閉じられるもの
・中身が外から見えにくい構造のもの
を選ぶことをおすすめします。
また、外出時にはバッグを常に“道路と反対側”の肩にかけるなど、持ち方にも十分注意を払いましょう。